昨日お伝えしましたが、ドル・円は113.75付近のレジスタンスラインを
上抜けて114円台に突入しましたが、現在はレジスタンスからサポートラインに変わった
113.75付近のラインで跳ね返されている状況です。
節目の価格 114円を意識している感じです。
今日は トレーリングストップをお伝えします。
エントリーする時は必ずロスカット(損切)注文を入れていると思いますが、
そのロスカット注文の価格を変えていくのがトレーリングストップです。
ロング(買い)でエントリーした場合を例にしますね。
まずは・・・
エントリーした価格よりも安い価格にロスカット注文を入れます。
ロスカット注文については、こちらをご参照されて下さい。
思惑通リ相場が上昇していったら、とりあえずエントリーした価格の
ほんの少し上にロスカット注文を変更します。
これで、負けはなくなります。
その後、相場が反転して下落してきても引き分けで終わります。
エントリーした価格の少し上にロスカット注文を置くという意味は
証券会社の手数料を加味しての事です。
エントリーした価格と同じ位置にロスカット注文を置くと、
ロスカット注文にかかった場合、証券会社の手数料の分だけ
マイナスになるのを防ぐ為です。
次に・・・
相場が引き続き上昇を続けていった場合、
2回目のロスカット注文の変更を行います。
相場は山(高値)や谷(安値)を作りながら動いていきますが、
直近安値の少し下あたりにロスカット注文を変更します。
これで、相場が反転下落してロスカットにかかっても、
利益確定となります。
あとは、これの繰り返しになります。
(負けが無くなる)状態になったら精神的に非常に楽になり、
反転下落したとしても利益になる状態になったら
チャートを楽しんで見ていられる状態になります。
ロスカット注文にかかるのを待つだけですので
決済をどうしよう?と悩む必要がなくなります。
精神的に楽になると不思議なもので
良い結果も得られやすくなる事が多いですね
ドキドキハラハラがない心理状態になった時の
トレードは、極楽状態と言っても過言ではありません。
ロスカット注文を変更するたびに
変更した分だけ利益が拡大する事が確定するわけですから・・
利益が確定した状態になれば、
夜、就寝前に無理して決済しなくても大丈夫。
ポジションを安心して持っている事が出来ます。
翌朝、チャートを確認したら、更に上昇していて
利益が増大する可能性もあるのです。
それを実現できる手法がトレーリングストップです。