日曜日の早朝 ミサイル発射のニュースが飛び込んできました。
北朝鮮 韓国 アメリカ・・・そして日本・・
先が読めない状況が続きますね
今日はトレードがない日なので気分転換として
不自由だった時代の話をします。
子供の頃、家族で箱根に旅行に行った時の事です。
その頃、テレビでウルトラQという怪獣物の番組を放送していました。
ウルトラマンが世の中に出てくる前の番組です。
色々な怪獣が出てくるのですが、怪獣の中でもペギラという怪獣が好きでした。
そのペギラが放送される日と箱根旅行が重なってしまったのです。
ペギラが放送される時間までに家に帰りたいので、
せっかく旅行に連れてきてくれた父と母に
(何時頃までに帰れる?) (早く帰ろう!) と
父と母にわがままを何回も言ってしまったのを今でも後悔しています。
その頃はビデオレコーダーがなかった時代だったのです。
見たいテレビ番組があると、その時間はテレビの前にいなければ
見られないのです。
後でもう一回見ることが出来ないので、
今思えば必死で見ていたように思います。
再生が出来ない時代・・
その時でしか味わえない時間だから大切な時間だったのです。
どうしても見たい番組を当時の8㎜カメラでテレビ画面を
撮影した時もあります。
記録しておきたかったのだと思います。
音は録音できなかったので無声映画になりますが・・(笑)
今は固定電話が無い家庭が増えてきましたが、
昔、留守電機能が付いた固定電話を初めて設置した時は、
帰宅した時にメッセージが入っているかどうかが楽しみでしたね
今では固定電話も少なくなっていき、公衆電話も少なくなり
一人に一台のスマホの時代になりました。
テレビ番組は、留守録して空いている時間に
いつでも見られるようになりました。
ビデオテープの時代は、留守録できる残り時間を
気にする必要がありましたが、
今は大容量のハードディスクなので気にする必要はなくなりました。
カメラはフィルムだったので、
24枚や36枚のフィルムを入れて
フィルムの枚数分しか撮影出来なかったので
1枚1枚を大切に撮影していました。
撮り直しが出来なかったのです。
撮影したらカメラ屋さんに現像をお願いし、
写真が出来上がるのが楽しみでしたね
今のスマホみたいに、撮影した写真をすぐに確認できないし
データ保存も出来なかったのです。
フィルムのネガを保存しておく事だけでした。
カーナビについて思い出す事があります。
出始めのカーナビを父が買ったのですが、
行先までの道順を自分で設定しなければならなかったのです!
この交差点を右折して、次の交差点は左折する・・・
カーナビ画面の地図を手動で動かしながら、自分で設定していくのです。
今では信じられないですね
車の走行位置を画面でわかるというだけで夢中になりました。
用もないのに車を運転してカーナビの車の位置と
実際の車の位置が合っているのを確認して感動していたのを覚えています。
今よりも不自由な時代だったから、
その時その時の瞬間を大事に感じていたように思います。
今は便利過ぎて情報が多過ぎるので
大事なものを見失ってしまいそうです。
【昔は良かった】とは言いたくはないのですけどね・・・