私がまだ若い頃 YAMAHAが開催していた EastWestという
アマチュアバンドのコンテストがありました。
サザンオールスターズとシャネルズ(後のラッツ アンド スター)も出ていました。
当時はサザンという言葉は、サザンロックというアメリカ南部のロックという意味で
使われていたので、サザンオールスターズというバンド名を聞いた時は
サザンロック系のバンドなのかなと勝手に解釈してしまいましたが、
いざ、演奏を聞いたら桑田さんのヴォーカルの凄さに圧倒されましたね
直観的にこのバンドはビッグになると思いましたが、見事に的中しました。
出場したバンドの中ではサザンオールスターズとシャネルズが抜きん出ていました。
成功するバンドというのは、テクニックではなく
観ている人たちに何かを感じさせるものを持っている人だと痛感しましたね。
桑田さんのファンは、彼の曲の良さと歌の良さに惚れていると思いますが、
桑田さんはギターがとても上手いですよ
ギターが上手い事を表に出してないから
凄い人だと思いますね
私が観客席でサザンやシャネルズを観ていた時、
一人の男性が私の席の斜め前に座ったのです。
手を伸ばせば届く距離です。
化粧はしていませんが、すぐに忌野清志郎さんだとわかりました。
第一印象は(地味だなー)(礼儀正しいなー)です。
席に座る時に近くの人が足をどけてくれる事に対して
頭を下げ,お礼を言いながら席に座りました。
服装も地味で目立ちません(笑)
あのステージ上の忌野清志郎さんとは全然違います。
でも忌野清志郎さんがすぐ近くに座ってるという現実に
こちらが緊張してしまいました。
後年になりますが、私の知り合いのギタリストが
RCサクセションのサポートメンバーになった関係で
RCサクセションのライブを観に行った事があります。
アンコールで坂本九さんの(上を向いて歩こう)を歌った
忌野清志郎さんの歌声が今でも忘れられません・・・
合掌・・・・